ランク　S　：　距離　６．０km　：　歩行時間　２時間1５分　 CL 　№１２０５　Ｔ．Ｋ　：　SL　№１２１８　Ｋ．Ｋ 参加人数　１５名　（男性　６名　・　女性　１４名） 資料提供　№１２０５　Ｔ．Ｋ　：　写真＆編集 №１８０７T.T

リーダーのコメント

・兵庫史を歩くNo.26　　民俗学者のふるさとは妖怪の里　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ・今回は姫路市北部に位置する福崎町を訪れた。三ノ宮を新快速で出発してから1時間10分で到着だ。なんとなく遠くに 　感じるのはあまり馴染みがないせいか。（三ノ宮から東に向かえば丁度大津あたりか）　　　　　　　　　　　　　　　　 ・今回の目的は二つである。一つは福崎は「日本民俗学の父」といわれる柳田國男の生誕地であり、彼にゆかりの場所を 　訪れることである。二つ目は彼が日本で初めて妖怪を体系的に研究し、「妖怪談義」の著作があることにちなみ、 　近年福崎町は河童をはじめ妖怪で町おこしをしているのを見ることであった。　　　　 ・著書「故郷七十年」で生家を「私の家は日本一小さい家」と記している。どんな家だろうと思っていたが、四畳半二間・　 　三畳二間に土間などがあり、田の字の間取りの、この付近の一般的な家とか。この家に一時は両親、長男夫婦 　それに兄弟3人の7人が住んでいたという。この「小さい」という感じが後の民俗学者を生むきっかけになった 　そうである。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ・妖怪ベンチが現在町内に19ｹ所設置されている。そのうち今回のコースでは7ｹ所まわった。それぞれのベンチに座り 　記念写真をとった。また河童が一つのテーマであり、駅前には河童のガジロウが水槽に姿を現し訪問を歓迎する 　ガジロウチューブや辻川山公園では池の中からガジロウが飛び出し、びっくりさせる仕掛けが用意されていた。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ・会報には掲載しなかったが、「もちむぎのやかた」に事前に依頼し、当地の特産である、そばでもなく、うどんでもない　 　独特の食感のもちむぎ麺の試食をさせてもらった。帰りに多くに参加者がもちむぎのどら焼きを土産に購入していた